久々にのゆが熱を出した。夜中に吐きそうになるような咳をして起き上がっているので、気持ち悪い?と聞くとコクンと頷き、洗面器やらタオルやら用意したけど一向に吐けず、今思うとおそらく痰が絡んでいたんだけど、そのままリビングに移動して床に毛布を敷…
のゆの学校公開があった。いつもは土曜の半日だけど今回は異例の平日二日間の午前中。そのせいか人もまばらで、いわゆる授業参観のような緊張感や高揚感はなく、こどもたちの様子は、それはもしかしたら支援級の子たちの特徴なのか、わたしがのゆの様子を見…
のゆが出かけている間におむつパッドが届き、使ってくれるか半信半疑…と思いつつ、パンツに取り付けた(去年おねしょ用のパッドをパンツにつけて寝かせたら泣いて嫌がったので無理かもしれないと、小分けのものを試しに買った)ので、帰宅した夜のゆに、「こ…
のゆの一泊宿泊はうまくいき、翌日迎えに行って一度帰宅して、3日目はみんなが泊っている高尾に送っていった。別に2泊すればできるのではないかな、と思ったし、帰ってからも元気だったので「ぜったい2泊できたよね」とわたしは何度も家族に言ったけど、まあ…
きょうはのゆがいなくて、あおはわたしの布団で寝てもいいと許可を得て(いつもはのゆがいるので狭くて、みんなではなかなか寝られない)先に寝に行って、風邪気味だというかりんまで早く寝たので10時前にはわたしもゆっくりお風呂に入り、最近Wordで書き始…
のゆが、学校の宿泊行事に出かけた。通常級の子たちは四年生くらいからしか宿泊はないのに、支援級は一年から六年まで合同で出かけると入学前から知ってはいた。こどもの宿泊はわたしの貴重な貴重な自由時間なので、ラッキー、くらいに思っていたが、どうや…
運動会遠足おむつ問題、後日。遠足はおむつをはかせます。運動会はわたしがトイレに連れて行くし着替えもサポートしますがいかがですかと連絡帳にかくと、予想を上回る熱量で、おむつのお願いが返ってきた。曰く、学校で今の所のゆからトイレに行くという発…
きょうはのゆが5時間授業で下校が遅かったので、スクールバスの降り場でわたしが待ち構え、そのまま療育に行った。木曜日はU先生の個別療育で、年長の時から少しづつ、文字や数字や数の概念などを教えてもらっている。文字への興味は小さいときに一瞬出た後…
のゆの迷子事件(というべきなのか、さっぱりわからない。本人は迷子だと思っていないし、こちらからしたらもはや失踪レベルの事件である)はその後もう一度起きた。土曜日、療育の帰りに駅の近くのスーパーで買い物をしていて、歩きたいというのでベビーカ…
のゆが公園から見えなくなり、探し回っても見つからず、死にそうなきもちになったころに近くの駐在所から電話があるという奇跡のようなできごとがあった。その間にもまったく関係ない連絡がLINEには入ったりするのが、世界が何層にもなっているような不思議…
わたしの頭の中に陽気な幽霊たちが住み着いて、昨日の夜からおしゃべりしてる。わいわいわいわい。1人は素朴な陶器のような白い肌とどことなく優しい眼差しと大きなすなおな体でもって、全部のチャンネルを開けっぱなしにすることと細やかに優しく火を配るこ…
わたしには、結婚して15年になるおっとがいる。知り合った頃はまだ2人とも高校生で、お互いの中の似ている部分がつよく共鳴しあい、真反対の部分はおもしろくみえたもので、特に妙な組み合わせだとはおもっていなかったけど、大人になってみるとわたしたちは…
海のそばの町から町へ、引っ越したはじーの家は、むかしわたしたちが数人で毎週末のように過ごしていた西荻窪のへやの空気を纏いながらイマにアップデートされていて、私はたくさんの今すぐ読みたい本や、必ず見ようと思うアニメや、これから気にしてみよう…
海の近くに住んでいる友達を訪ねたので、今もまだ頭の中が、広々している。昨日の海は静かで、水色と灰色の間のような、湖のような海で、暗い鰯雲とキラキラした薄い風のような雲が一つの空を分かち合っていた。あの辺りに住んでいたら体がずいぶんのびのび…
のゆとあおが今のこどものアトリエに通うようになって、半年以上経った。金曜の夕方、それはわたしの一週間の中の癒しの時間である。もともと療育先のアートのクラスに通っていたけれどそれは月に一回だけで、それなりに距離もあり、連れていく負担もあり、…
2歳ごろだったと思う、療育先のクリスマス会でみんなで「パプリカ」を踊ることになった。といっても舞台ではなく、広いフロアに出てみんなで踊るというものだ。家では録画したパプリカの動画を何回もかけてまいにち踊った。あおがいっしょに踊ってくれて、パ…
のゆが就学相談で、発達検査をうけた。3歳程度という数値が出ると聞いていたけど2歳10ヶ月という数値だった。「同年代の子どもに比べると…」という表記に、唖然とする。そんなふうには、もう何年も考えていなかったから。 たしかに、できないことは、たくさ…
吉祥寺美術館で少し前、ペンギン街に出る、というようなタイトルで、Suicaのペンギンの展示をやっていた。近くに行ったのでのゆと、あおと、わたしと夫の4人で入った。入り口には大きなパネルで展示のタイトルの絵が飾られていて、ペンギンたちがたくさん横…
木曜日、のゆの就学のためのいろいろの一環で、集団考査というものがあった。体育館に就学相談を受けているこどもたちがあつめられ、たくさんの判定員がいるところでなにやら集団活動をするという。話には聞いていたが、前は、「そんなの絶対、のゆは何もし…
なつやすみ。毎朝のゆにマッサージしたり、関節をひねるとかバランスをとるとか、いろんな動きや働きかけをすることを目指している今、最後はのゆを抱っこしてくるくるまわったり、体をゆらしたりしている。そのたびにもう5歳なのに,軽くて小さくて、ずるい…
6月のあたま、金澤翔子さんの映画「ともに生きる」を見た。公開翌日くらいの勢いだったが計画していたわけではなく、その日は祖母の3回忌でわたしと母でお寺に行き、簡素な法要を済ませ、いとこや伯父に挨拶をしてバスに乗るもまだ午前中だったので、こんな…
幼なじみのお母さんが亡くなった。幼稚園も小学校も違ったけど、1番近くに住む同じ歳の女の子で、母同士も親しくしていたので(と言ってもあの時代のママ友である母たちはつつましく最後まで名字にさんをつけて呼び合っていた)、幼い頃は時にわたしと妹、彼…
いつも行っているもりのようちえんで、篠木さんという写真家でありこどもたちの自然遊びの大先輩がたくさん写真を撮ってくれるのだけど、今小学生になっている女の子の幼稚園時代の写真をいまになって受け取ったともだちが、その写真をみると、「泣けてしま…
シャンシャンが中国に帰る。 シャンシャンはのゆりとおないどしだ。秋に生まれたのゆりが年を越して心臓の手術をした6月、シャンシャンが1歳になったというニュースがたくさん流れていた。なのでわたしの中でシャンシャンはのゆりと同じころに赤ちゃんだっ…
ねえ知ってる?海は存外遠くて(行きの1時間はそれなりに遠く感じた、立ちっぱなしの小田急線の中。昔見たゴダールの映画でアンナ・カリーナが【だったと思うんだけど、フランソワ・トリュフォーの『家庭』のシリーズだったかもしない】ぐいっと一息エスプレ…
新型コロナワクチンの3回目を打った。2回打ってまあいいかとほったらかしていたらまた感染拡大すごいと言うし、予約なしでできる臨時会場ができていたので金曜の夕方に寄ってきた。多少の副反応は覚悟していたけど思ったよりひどくて、翌日午前中には寒気が…
本来まったく虫歯ができない体質だったのに、妊娠、出産をしてからのわたしは虫歯の問屋になってしまった。半年、歯科検診が空いたらもう虫歯ができていて、12月に2カ所も治療した。幸い、「削って詰める」程度の治療だった。 2回目の時、留守番を頼んでいた…
昨日かりんとニュースを見ていたら、こどもの自殺についてやっていた。新学期前に自殺が増えると言う話だろうと思ったら、コロナ禍の影響について報じていた。家庭内暴力、貧困、こども食堂の取材の後、「楽しみにしていた行事が次々となくなって、キツかっ…
わたしが1番はじめに産んだむすめは、かりんという。5年生になって体操服が小さい、上着が小さいというので色々買い直した時にふと気づくと、太ももも今までの棒のような足ではないし、肩幅も、肉はあまりついていないけどわりとしっかりと骨があらわれてき…
祖母のお通夜が決まったので当日になってウォークインクローゼットの奥から喪服を探し出す。忘れていたけど祖父の葬儀の時に祖母からもらった喪服で、黒いレースのワンピースがあった。もらった、というより、妊婦だったわたしのために母が祖母の納戸から見…