わたしの産んだ、3人めのこどもは、のゆり、という。

21トリソミー、ダウン症を持つ三人目のこども、のゆりとの日々。きょうだいブログ『あおとわたし』(https://aoinotediary.hatenablog.jp/)も始めました。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の先

のゆと同じ生まれ月のダウン症のおんなのこと地域の療育先で出会ったのでうれしくて、2回目の療育のあとに約束して親子でおひるをたべた。その子は近くの大きな総合病院でうまれ、けっこうながく入院して、出るときには療育園と口腔指導と隣駅のおおきな小児…

キリンの丘

多摩動物園は、あちらこちら工事中で、目の前に見えている休憩所まで行くのにおそろしく遠回りをしなくてらならず、あまりにも!とおもったけれど、その山の上にそびえて真っ白く新しげな建物はまるでギリシャの丘の上に神殿があるような風情だった。たぶん…

祈り

バスを降りると、ランドセルを背負ったちいさなおんなのこが、バス乗り場の金網ごしに指をのばして、ハルジオンの花が綿毛のようになっているのをそっと、散らしていた。ただ無心に、たんぽぽの綿毛を吹くほどの勢いもなく、そっと指を伸ばしていた。わたし…

リリーの魔法と好奇心について、わたしが教会で、聞いた声について。

教会で聞くのはいつも、神父と言う名の男性の声である、ということにわたしが気づいたのは、金曜の夜、ちゃきの作・演出の「リリーの魔法と好奇心について」を、阿佐ヶ谷の久遠教会で見たからだ。教会で朗読劇が行われるということはもちろんわかっていて、…

すみれ、おんなともだちたち

むかしからのともだちであるマヤがアクセサリーショップを出店するというので、雨の上がった午後、のゆを抱っこ紐に入れたまま、渋谷まで足を延ばしてヒカリエに行った。マヤがつくる、ほんものの花を樹脂でコーティングしたあでやかなアクセサリーたちを、…

のゆのきょうだい

薬局で薬を待っていると、シャンシャンが、もうすぐ一歳で、26キロになったとテレビのニュースで言っていた。26キロ! のゆが生まれた病院にまだ入院していたころ、わたしは先に退院し、ひとりで自宅に戻った。こどもたちはおっとの実家に滞在していて、わた…

さいきんの、のゆ

のゆは、ちいさい(おなじ月齢のこどもたちとくらべて)。 のゆは、ひだりにだけ、寝返りをする。 のゆの指の力は、つよい(握られると、痛い)。 のゆは、おもちゃをなめる(あかんぼうとして、ふつうのこと)。 のゆは、漢方と薬をのむ(わたしより文句を…

苦み、甘み

のゆが生後2ヶ月くらいから通っている療育クリニックで、今度手術をうけることをはなすと、体重がふえるからと漢方薬をもらった。0歳に粉の漢方薬、1日3回。泣きながら吐き出すことしか想像できず、どうなることかとおもったら(一向に薬の袋が減らず、山積…