昨日、のゆが寝返った。
これまでも、うでとあしをおなじ方向に平行にのばして、ヒの字みたいになることから始まり、ほぼ寝返ってます、あと床との隙間20度くらいです、というところまでいったりはしていたけど、そのときは完全にぺたんこで、これは寝返ったと言っても良いだろう!片腕はまだ、体の下だけど!
心臓治ったらぐんと発達するよ〜と何人かの先生から言われ、そうか、心臓手術したら、体重もふえてぐんぐん力がついて、寝返りしたり、するんだな!と思っていたので、手術の前に寝返りとは、大快挙なのである。
産まれてすぐ保育器に入ったのゆは、ダウン症ならかおでわかるだろう、と思いこんでいたわたしの予想を軽々うらぎり、二つ上の兄とおんなじような顔で産まれておんなじような顔で寝ていたけど、ダウン症をもっていた。ダウン症児の半数が心臓疾患をもつとわたしは初めて知った。のゆの心臓にも、それがあった。筋緊張が低いので体の発達が遅れるのだということも、初めて知った、体つきも平均よりずっと小さいということも。
とはいえ、今まで育てた2人のこどもと、そう変わらないようにもおもえたけれど、6ヶ月がみえてくるとたしかにのゆの体重はまだ、3.4ヶ月のあかちゃんくらいだし、寝返りの練習してる、と感動するくらいの発達だった。
しかしきのう、のゆは自分で寝返った。
やっぱり快挙だ。
そしてのゆは、わらっていた。